6月下旬。関東は梅雨真っ盛りですが、ちょうど梅雨明けしないかどうかの沖縄へ行ってきました。利用航空会社はいつものANAではなくJAL。UAマイレージプラスの会員なので、基本的にスターアライアンスのフライトに乗ることが多いのですが、今回は一緒に行く人達との都合で日本航空です。まあなんて珍しい。
赤い翼の国内線に乗るのなんて…、家族旅行でスーパーリゾートエクスプレスオキナワ(沖縄リゾッチャ)に乗って沖縄に飛んで以来だぞ。つまりは1996年とかその辺。22年ぶりとか…。まだ国内線普通席で軽食や茶菓がサーブされていた時代。この22年の間にJALからB747は消え、経営破綻し、塗装は2回も変わった。
さて、そんな日本航空がどう変わったのか、わくわくしながら当日を迎えます。
フライト1時間前。羽田空港第一ターミナルへ到着。先述のようにビッグバードに来るのは22年ぶり。しかし羽田は近くて楽ですね。自宅から一時間程で来れるのは有り難い。
九州、沖縄方面のフライトなので南ウイングへ。
JL915 HND-OKA 12:25-15:15
今日のシップはB777-200。ファースト、クラスJ、普通席の3クラス仕様機。
出発ゲートは9番。A審査場を抜けてすぐ。ボーディングまであと少しです。
黒の本革シートで締まった感じに見えるJAL SKY NEXT仕様の普通席キャビン。天井の赤いライティングがJAL便に搭乗している事を再認識させてくれます。いつも乗っているANAだと勿論青だものな。
機は一路沖縄へ。
空席がぼちぼち目立つ普通席。平日だものね。梅雨明けは間もなく。リゾート路線の書き入れ時はすぐそこ。もうちょっとしたらこの路線は夏の終わりまでフルローディングが続く日々が続くはずです。
ちょうどお昼時の出発。空港で何も食べていないので空弁でセルフGOZEN。チョイスしたのは人形町今半のすき焼き重。んまーい。飛行時間が短い国内線(普通席の場合)でのミールサービスは要らないと思うのですが、流石に沖縄線くらいになると口寂しくなりますよね。ましてや食事時間帯の便ですと。
沖縄本島へ向けひたすらに南下。
那覇線は国内線にしては長いから飽きていたのだが、機内Wi-Fiが整備されてからは割と時間が経つのが速い。もうこんなとこ。 pic.twitter.com/oAIwVIzDcl— Makali'i (@Makalii_JPN) 2018年6月19日
パーソナルビデオモニタも無いし、機内エンターテイメントも無い国内線の空の旅が一新されました。国内線フライトで機内Wi-Fiの無料サービスの先鞭をつけたJALは本当に素晴らしい。おかげで顧客流出を恐れたANAも追随してくれました。ツイートしているように、割と長めの那覇線あたりでは重宝するサービスです。フライトマップはなかなかしょぼいがな(´・ω・`)
間もなくタッチダウン。
曇天の那覇空港に到着です。
国内線ターミナルビルへ向かう途中。航空自衛隊那覇基地と同居しているので、空自のF-15Jの姿も。私が「那覇空港に着いたな」、と実感するのは、南国の青い海や木々でもなく、空自の戦闘機を機窓から眺めた時。軍拡を進める中国から南西諸島方面を守るべく、2016年には一個飛行隊が増強され航空隊から航空団へ改編。2017年には南西航空混成団から南西航空方面隊へ発展的改組。スクランブル回数も増加の一途を辿っている中、南の空の防空体制は強化されつつあります。千歳、三沢、百里、小松、そしてここ那覇。戦闘機部隊が駐留する空自の軍民共用の空港は5つ。新田原と築城のみ軍用空港となっています。
めんそーれ。預け入れ荷物受け取り場のこのサインを見ると、沖縄に来た感じがしますよね。レンタカー会社のバスにピックアップされ、営業所で車を借りたら、さあ観光の開始です。
搭乗:2018年6月下旬