2018年11月16日金曜日

【宿泊記】Fairmont Singapore(フェアモント・シンガポール) Premier Executive Signature Room 【客室・部屋・朝食・夜景】 | 2018年10月 シンガポール旅行記(2)

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NH803便で深夜のチャンギ空港に到着後、やってきたのはFairmont Singapore。予算によほど制限が無い限りは、定宿としているホテルです。マリーナベイの景色は綺麗だし、直下にはMRTのCity Hall駅直結(東西線と南北線)、直結するショッピングモールのRaffles Cityで大抵の買い物は済むし、ルームレートも超劇高ではないので、ちょっと贅沢したい庶民トラベラーの私にはベストの選択なのです。

過去の滞在記はこちらをご覧ください。


車寄せの噴水。


明るくパリッとしたロビーが到着を出迎えてくれます。

フェアモント・シンガポールにはNorthとSouthの二つのタワーがあり、今回私達が滞在したのはNorth Tower。ロビー天井には800ものボヘミアンクリスタルグラスを使ったシャンデリアが奢られています。名前は"Playing with Wind"とのこと。

客室フロアの廊下。

後述しますが、プラナカンの意匠をふんだんに取り入れています。

エレベーターホール。



【Fairmont Premier Executive Signature Room 2103号室】


角部屋のエグゼクティブルームをアサインされたのはラッキー。そのおかげか、バルコニーが二つもあるご立派なお部屋での滞在を楽しむことが出来ました。

21階のお部屋をアサインされました。ルームナンバーは2103。

客室に入ると折れ曲がった廊下がお出迎え。秘密のお部屋感があるというか、客室の全容が見えないので、期待感を高めてくれます。左手のミラー付きのドアの先はバスルーム。

入って左にはコンプの水。4本用意されていますが、1本既に私が頂いております。

右手にはミニバーが。

冷蔵庫の中身は移動されるとセンサーが反応して課金される方式なので要注意。自分で買ってきた物を入れるスペースもあるのですが、あまり広くはない。

左手にはクローゼット。長い廊下が終わるとようやくお部屋のリビングスペース。

クローゼットの中はこんな感じです。セーフティボックスも広さ十分。

廊下を出るとまずはリビングスペース。

テーブルを挟んでソファーもあります。バルコニーその一があります。


ソファーの後ろにはワーキングデスク。

デスクの上にはサイネージがあって、ホテルのサービスの案内をしてくれます。

テレビ。観光に忙しくて一度も点けなかったぞ。

Fairmont Premier Room

Drawing inspiration from Singapore’s local heritage, the Fairmont Premier Room showcases cultural accents of the iconic Straits Chinese, or also known as Peranakan, in a contemporary and luxurious setting. Exuding the soothing comforts of home, the well-appointed room offers breathtaking views of the city from a private balcony and features a newly-designed lighting system which caters for enhanced ambient lighting, fully equipped modern leather-clad work desk, dual-line phones, innovative rain shower installation as well as signature room amenities including Le Labo products and a NESPRESSO coffee machine.
Accommodates: Maximum two adults
Room Size:45 sq.m / 484 sq.ft.
Bed Type:One king or two double beds
Location:North Tower
View:City or Pool view
以上はホテルの公式ページより抜粋。Premier Roomはシンガポールやマレー半島に住む、海峡華人=プラナカンの文化をその意匠に取り入れています。シンガポールに滞在している気分を高めてくれる、素敵な演出ですよね。

紫を基調としたベッド周り。キングサイズベッド。

枕元のコントロールパネル。リビングスペースと寝室部に窓がそれぞれ一つずつあるのですが、カーテンを電動でコントロール出来ます。

ベッド上のこの絵も恐らくプラナカンの物なのでしょう。

こちらもどことなくチャイニーズな感じ。

シャワーとバスタブ。通常のシャワーと天井にフォレストシャワーが設置されています。バスルームにシャワーブースが独立して設置されていれば文句なしなのですが。暑い国での滞在だと、頻繁にシャワーを浴びるので、独立したブースは個人的にはマストです。

シンク周り。

アメニティはフェアモントお得意のLE LABO。

welcome drinkとしてシンガポールスリングをオーダーしておきました(SGD29x2)。

メインバルコニーに出て、マリーナベイの夜景を見ながら乾杯です。

既に深夜の2時近く。到着時間が遅いので、夜景の光も若干控えめ。

翌朝。こちらはリビングスペースのバルコニー。


チャイムスやカールトンホテルが見えます。

メインのバルコニーからは、スイソテル・ザ・スタンフォードに遮られて、シェントン・ウェイの高層ビル群は見られないのですが、こちらのバルコニーからは多少見えます。

眼下にはテニスコート。

こちらはメインバルコニーからのマリーナベイの景色。両サイドには同ホテルのSouth Towerと姉妹ホテルのスイソテル・ザ・スタンフォード。

眼下にはプール。

何とかマーライオンパークも見えますね。

【朝食はPREGOにて】


朝食ビュッフェはホテル1FのPREGOにて頂きました。

1Fのエレベーターホールを出ると、デジタルサイネージが案内をしてくれます。

開放的で色鮮やか。採光処理もバッチリで、食欲を掻き立ててくれます。

円柱状のホテル建物の形状に合わせてか、弧を描いたように長いレストラン。ずらーっとビュッフェメニューが並ぶ様は壮観です。

フルーツジュースも種類豊富でフレッシュ。朝の目覚めには欠かせませんよね。

フルーツも種類豊富。


フライ系や、インディアン、チャイニーズ、ジャパニーズ味噌汁など、アジア系のメニューも豊富にありました。

ジャンクな朝飯といきましょう。

着席すると、コーヒーか紅茶かと聞かれますが、迷わず紅茶。シンガポールと言えばやっぱりTWGですよね。 


【部屋からの夜景】


マリーナベイの夜景を楽しむのも、このホテルを選ぶ理由の一つです。

寝室スペースのメインバルコニーからは、今やシンガポールのアイコンともなったマリーナベイサンズが拝めます。

ライトアップされたセントアンドリュース教会。

シェントンウェイの高層ビル群が綺麗。

マリーナベイサンズの光のショーも遠めながら楽しめます。


【まとめ・感想】


ソフト・ハードの面で最上級の満足感を得られるフェアモント・シンガポール。今回の滞在もとってもリラックスできたので100点満点でした。残念なのは、ホテル隣のラッフルズホテルが改装中だったこと(言い方を変えれば、Raffles Hotelが隣なので、観光にはもってこいということです)ですが、これはフェアモントの評価には関係ないですよね。日本でのプレゼンスが今一つなホテルチェーンではありますが、フェアモント、是非シンガポール滞在の候補の一つに挙げてみてください。

次回はフェアモント・シンガポール、Anti:doteでのアフタヌーンティーをお送りします。