2017年6月27日火曜日

【懐かしのUAアジア以遠権路線搭乗記】ユナイテッド航空 UA838便 B777-200ER バンコク・スワンナプーム(BKK) - 東京・成田(NRT) | 2008年9月 バンコク旅行記

このエントリーをはてなブックマークに追加


成田空港を北米路線との乗り継ぎハブとして、北京、上海、ソウル、台北、香港、バンコク、シンガポールへと飛ばしていたユナイテッド航空(ソウル線はダブルデイリーなんて頃もありましたよね)。時代は変化し、ユナイテッドは路線網を再構築。アジア各都市へは、米国本土から直行便を飛ばすのと、ANAなどのスターアライアンスパートナーとのコードシェアに委ねるようになり、あれよあれよというまにこれらの成田便は廃止されてしまいました。

当時は日本-東南アジアでも往復20000マイルでエコノミークラスのセーバー特典が発券出来たので、UAやAC、NHなどの北米路線に乗って貯めた(筆者は大学時代はカナダで過ごしておりましたので結構貯めこんでいたんですね)マイルや、マイレージプラスセゾンカードで貯めたショッピングマイルでしょっちゅうアジアへ飛んでおりました。

時間を巻き戻して、2008年9月に乗った、バンコクから成田への帰りの便のレポートをお届けします。およそ10年前のお話なので、空港情報など変わっている点もありますことにご留意下さい。

バンコク市内のホテルをチェックアウトし、空港へとタクシーで向かう。なんせ朝の6:40発ですからね。米系エアラインのフライトは、成田夕方発の北米便に接続させる為に、東南アジア便は早出なのが唯一のネック…。

スワンナプーム国際空港に到着。時間にしてまだ午前3時40分。眠いです。しかしここの空港、出発フロアのタクシー用の車寄せがちょっと離れていて不便ですね。ターミナルに横付けできるようにしてもらうと楽なんですけど。

Entrance 4あたりはANAやSAS、地元タイ航空や本日お世話になるユナイテッド航空などスターアライアンス大集合+α

ターミナルビルのエントランスの飾りもタイを強く意識させる物でした。

ちょうど到着と同時くらいにチェックインが始まりました。カウンターは大荷物を抱えたアメリカ人の家族連れでそこそこに混んでいました。

空港に着いてまずすることは、フライトインフォメーションのチェック。東京行きユナイテッド航空838便はオンタイムの模様。

誰だろう?シリキット王妃かな?

コンコースの中も、最後の最後までタイらしさを見せ付けてくれます。

免税店街の一角には世界各国のロイヤルファミリーの集合写真が飾られていました。最前列には本邦の天皇皇后両陛下も写っておられます。

パスポートコントロールを抜けエアサイドへ。免税店街を延々と歩かされ、ようやくD2ゲートへ到着。そんなに買い物をさせたいのか。といった造りの空港。とにかく歩かされる。

UA838便 バンコク・スワンナプーム(BKK) - 東京・成田(NRT)

B777-200ER Overwater(ユナイテッドのこの呼び方が好きでした。ETOPSを活かし洋上を飛ぶ長距離機にはぴったりのネーミング)。搭乗機を写そうかとカメラを向けたらガラスが汚い…。六時を過ぎた頃に搭乗開始。またまた旧塗装(当時)のB7です。新塗装への全機更新にあと何年くらいかかるのかな。

プレミア会員だったので、エコノミープラスの最前列、バルクヘッドの16Gを抑えることが出来ました。帰りもラクラク。隣と後ろも空席だったので、気兼ねなく成田まで6時間の空の旅を過ごせます。

当時のユナイテッドのB777のエコノミークラスは横9列の当時としては標準的な座席数でしたが、2-5-2と通路が5席も挟む恐ろしいコンフィギュレーション。5の真ん中には座りたくないですよね。「ミドルマンの悲劇」という言葉がありますが、これ程に酷い悲劇は無い。満席であれば両側に2人ずつ人がおり、どちらに出るにせよ、通路へアクセスする為には2人分も席を跨がないといけないのですから…。

離陸から一時間もすると機内食のお時間。朝食はオムレツをチョイス。 お味はというと…塩辛くて受け付けませんでした。フルーツもゴリゴリで美味しくない。食べられるのはパンのみという厳しい朝ご飯。日本に着いたら何か食べよう…。

ベトナム上空(ラオスかな)に差し掛かったあたり。読書をしていたら知らぬ間に眠りについていました。

目覚めると既にこの辺。出発から5時間30分も経つと既に日本の領空に入っていました。沖縄をとうに過ぎて愛知県南方を飛行中。

到着前にサンドイッチが単品で配られましたが、Enjoyボックスは姿を消してしまったんですね。 ここにも経費削減の努力が垣間見れました。 到着までまだ一時間程。最後までのんびり過ごします。

成田国際空港第1ターミナル南ウイング。定刻より20分程早く成田に到着。今回は珍しく最寄り駅行きのリムジンバスに乗って帰宅と相成りました。この時時間にして15:16。米系キャリアのアジア便は成田着早いので、帰宅ラッシュに巻き込まれずに帰れます。