1/2、初詣を含めた京都観光を終え、神奈川へ新幹線で帰る前に夕食でも、と思ったが、三が日だけになかなか暖簾を掲げているまともな店が少ない。そんな数少ない選択肢の中、選んだのがこちらの温石 左近太郎 京都本店、銀座にも支店がある京風折衷懐石のお店です。
京都市役所のすぐ東側、高瀬川のほとりにあるお店です。
京情緒溢れる、上木屋町の料理旅館を復元・改装した京風折衷懐石のお店です。京町家の小径をくぐっていくと入り口が。
2Fの個室へと案内されました。他の食事客を気にしないでのんびり料理と会話が楽しめるのは良いですよね。
今回選んだのは天然鮮魚と和牛のコース(税別8000円)。間人産の天然魚と丹波牛を中心に献立するプレミアムコース。ちょっと奮発してみましたが、一年の始まりを祝すには申し分ない内容です。事前にネット予約したら、お電話でコースの確認をされたのでこちらに。
おしながき
【全8品】
最高ランクの丹波牛ステーキをメインに、お造りには入荷の間人産天然魚を五種、その他厳選した食材を使用しています。素材の味を活かし、調理法にもこだわったコース内容は、ご接待やお顔合わせなど、大切なお席にもおすすめです。時季によって献立内容が変わります。
とのこと(公式ホームページより引用)。
まずはお酒を。地元京都の地酒から。京都伏見の酒蔵、齋藤酒造の英勲。するする飲めるのが怖い。美味しい。
先付 季節のおばんざい盛り合わせ - これをつまみにお酒をするする。どれも美味しい。
向付:単語 間人(たいざ)直送天然魚 季節の御造り五種盛り…新鮮なお刺身は言わずもがな。付け合わせの湯葉も絶品でした。
揚物 河豚(フグ)の唐揚げ
炊物:本日入荷の間人産天然魚煮付け - 炊物という言葉は関東の人間からしたらご飯ものになるわけですが、関西では「煮る」ことを「炊く」と言うので、炊物となるらしい。閑話休題。器がお洒落過ぎて食べづらかったが、これも美味しい。
焼物:丹波産和牛(A5)サーロインステーキ。脂っこくなく、でもどっしり。ワサビと塩でさっぱりと食べられるのであっという間に完食。
止椀の赤出汁。御飯は蟹とイクラの炊き込みご飯。香の物三種を付けて。最後に品よく、でも豪華なご飯ものを食べて終了。いや、ほうじ茶ムースのミニパフェがあったが、あまりの満足感に写真に撮り忘れていました。こちらも美味しかったです。
ご馳走様でした。新幹線の時間も迫ってきているので、タクシーを呼んでもらい京都駅へ。一人税抜き8000円とそこまで高くなく、お料理一品一品も満足のいくもの、お酒のセレクションも良く、配膳のペースも丁度良い。スタッフの皆様のホスピタリティも良く、お部屋もとっても和を感じられる居心地の良い物で、満足度は100点超えたかも。また来たいと思えるお店ですね。
お店情報
温石 左近太郎 本店
〒604-0923 京都府京都市中京区木屋町御池上ル上樵木町494-1
地下鉄東西線京都市役所前駅 2番出口 徒歩3分
これにて正月の大阪・京都旅行も無事に終了、と思いきや、山陽新幹線のどこかで架線に凧が絡まるというとっても正月らしい理由で、ダイヤが乱れに乱れました。新大阪発着の東海道新幹線はさほどでもないですが、山陽直通便は酷いと100分以上の遅れ。我々は新大阪発のひかりだったので8分程度の遅れで済みましたが、京都駅の新幹線コンコースはぐったりとした乗客で溢れておりました。東海道新幹線、大幅に遅れておるが、僕らの乗っているのは8分程度で済んでいる。良かった良かった。100分遅れとか地獄。 pic.twitter.com/88lNmFpO0z— Makali'i (@Makalii_JPN) 2018年1月2日