2020年1月21日火曜日

【無料】レストラン・バーのweb予約サービス・アプリのChopeを使って、シンガポールのバーLeVel33を予約してみた【予約方法】

このエントリーをはてなブックマークに追加


Chopeとは何か?


Chopeとは、シンガポール生まれのレストラン・バーの予約サービス


Chope | Restaurant Reservations and Dining Deals https://www.chope.co/singapore-restaurants

日本でいうところのぐるなびやホットペッパーみたいなものですね。バンコクやジャカルタでも対応しており、東南アジア諸国の大都市での使い勝手は良好のよう。有名店の公式ウェブサイトの予約ページにロゴが入っているのを散見していたので気にはなっていたのです。
バリ、バンコク、北京、香港、ジャカルタ、プーケット、上海、シンガポールと、国ではなく都市単位で選ぶようになっています(同じ国内でも使えない街があるということになります)。使える言語はその都市(国)の公用語と英語のみで日本語には非対応。

因みに、このChopeというサービスは、シンガポール英語(シングリッシュ)の単語に由来します。ちょっとだけ詳しく見ていきましょう。


Chopeという名前の意味と由来


chope(チャウプ、チョウプ)
[動](シンガポール)
1.(席やテーブルを)抑える、確保する、予約する。

シングリッシュのスラングで、「ホーカーセンターやフードコート、レストランで席やテーブルを確保する」を意味します。この単語はマレー語に由来します。chopeは「痕跡を残す」を意味するchopが変化したもので、このchopはマレー語のcapに由来し、capは「stamp」、つまりは「印(しるし)」を意味します。「席やテーブルに印を残す」ってことですね。

シンガポール発で「席を確保する」サービスにはもってこいの名前ですね。シングリッシュの単語を使うなんて、ナイスネーミングだと思います。


客側の金銭的負担はゼロ


一切無料です。年会費もかかりません。ゼロ円。ゼロシンガポールドルです。予約毎に手数料が発生するわけでもありません。そもそも、この手のサービスで客側からお金を取っていたら誰も使いませんよね。というわけで安心して使いましょう。


Web予約は予約時の心理的ハードルが下がる。言葉の壁も低くなる。


話す言語が母国語であれ外国語であれ「電話で話すのが億劫」という顧客は一定数存在します。ぐるなびやホットペッパービューティーなどが成功しているのはこういったニーズも掴んでいるからでしょう。母語の日本語だって面倒なのだから、外国語の英語なら言わずもがな。海外旅行に出かけるくらいですから、大抵の人は多少なりとも外国語運用能力を備えているわけですが、それでも母国語以外の言語を使うってのは面倒なわけで(私だけ?)。ウェブ予約はこういった心理的ハードルを思いっきり下げてくれるわけですね。「じゃあ予約してみようか」と。余談ですが、筆者の勤務先は、ウェブでの予約サービスを始めて新規の顧客がぐっと増えました。ご新規様のご来店の心理的ハードルが下がった結果だと思います。

また、電話だったらとっても聞き取りづらいシングリッシュと格闘しなくてはなりません。これもまた難点ですよね。この問題もスルーできます。


残念ながらChopeは日本語には対応しておりませんが、最低限の英語能力があればクリア出来るハードルだとは思います。


登録方法・予約方法・予約体験記


さてさて、解説はほどほどに、実際に予約をしてみましょう。百聞は一見に如かず。とってもクリアカットで簡単でした。


まずはスマホにアプリをダウンロード


アプリをダウンロードしなくてもwebブラウザでChopeのwebページにアクセスすればよいのですが、ChopeのアプリのAppleストアでの評価が非常に高かったのでアプリをダウンロードしてみました。「サービスは良くてもアプリはクソ」みたいな事例もありますしね。


会員登録をしてみた


まずは会員登録。Facebookのアカウントを使ってもログイン出来るみたいですが、紐づけしたくないので普通にアカウントを作成。一番下のSignupを選びます。登録と同時にChope内で使えるC$というポイントも100貰えるみたいですね。
「シンガポール在住じゃないと使えなかったりして」などと不安に思っていましたが杞憂に終わりました。日本の国番号を選んで携帯電話の番号を登録します。

名前、メールアドレス、電話番号の三点を入力すればOK。

One More Step.と表示されました。あと少しです。携帯電話の番号を入力したら承認ステップ。SMSで6桁のワンタイムパスワードが送られてくるので、入力してからVerify(認証)ボタンをタップ。


認証完了。最後に、名前、敬称や誕生日などを入力してMy Accountの基本的プロフィールを作成しましょう。

プロフィールが完成しました。デフォルトのままだと味気ないですので、そのうちプロフィール用の画像でも追加しましょう。Select Cityで利用する都市を選択出来ますが勿論ここはSingapore

Chopeには上級会員制度があり、下から一般会員のMember→Bronze→Silver→Gold→Platinumと、利用実績に応じてtierが上がっていくようになっています。まずはMemberからのスタートです。

ブロンズになるには8回の利用、最上級のプラチナ会員になるには55回以上の利用が必要みたいですね。現地在住でもない限りは、プラチナあたりは難しいでしょうね。出張の予定も無いし、年に1、2回程度の渡航ですと、Bronzeがいいところ。


調べた感じだと、上級会員のメリットは、ChopeのポイントたるC$の加算比率のみみたいです。


実際に予約してみる


さて、会員登録も終わったので、早速予約をしてみましょう。有名どころは大抵網羅している感じですね。

折角なので、マリーナベイの夜景が楽しめる人気のルーフトップバー、LeVel33のテラス席でも予約してみましょうか。
LeVel33は単なるルーフトップバーにあらず。こんな景色を楽しみながらビールが楽しめる世界最"高"の醸造所です。

まずは検索ボックスにlevel33と入力。JapaneseやChineseなどカテゴリ別にも検索可能です。

出てきましたLeVel33。店の詳細ページへと遷移します。
"For reservations at the LeVel 33 Terrace - Outdoor Seating, please click on this link." 「LeVel33のテラス席の予約をする為には、このリンクをクリックして下さい。」とありますので、クリックしてテラス席の予約画面に遷移します。

まずは人数、日にち、時間をプルダウンで選択。時間のavailabilityに関してはテーブルが空いている時間のみ表示されるみたいですね。やはりマリーナベイサンズのライトショーが行われる20時は既に埋まっている…。人気の時間帯ですよね、やはり。

黄色いNextのボタンをクリックして、確認画面に遷移します。



「何月何日の何時から空きがあるので予約を入れますよ」と選んだ日時が表示されますので、予約代表者の情報を入れて終了。これらの情報も既に会員登録時に入力しているので勝手に反映されます。

同意事項にチェックを入れたら、黄色いConfirm(確認)のボタンをクリックすれば完了です。


あっという間に予約完了!!




Confirmation(確認)のメールも届きますので安心です。指定通り予約が取れておりましたので一安心。

一応確認の為、My reservations「私の予約」でチェックしてみると、しっかり反映されていますね。試しにパソコンからウェブでログインしてみました。
LeVel33のテラス席、予約完了です。変更が必要な場合はEditから変更、キャンセルなどを行います。

あっさり人気のレストラン・バーを予約出来ました。ビビリの小市民なので、人気のスポットに電話して予約なんてしり込みしちゃうんですよね、ホントに。これがちゃちゃっとウェブで済んでしまうのだから有難い。同じような悩みを抱える方にもおススメです。実に簡単。こんな調子でサクサク予約できるので、旅行中に行く予定のレストラン・バーの複数の予約も楽に済みますよね。


最後に。感想・まとめ


私自身、ビジネスシーンで英語は頻繁に使いますし、カナダの州立大学に留学もしていましたので、英語には結構自信があります。それでも、日本語が母語の私にとっては、やっぱり英語を使うのはちょっと面倒に思う事もあるのですよね。日本語で日本語で電話で予約をするのも億劫に感じることもあるくらいですから。癖のあるシングリッシュ相手なら猶更です。皆様も同じではないでしょうか。

Chopeは、そんな面倒くささを帳消しにしてくれる素晴らしいウェブサービスです。ウェブでちゃちゃっと予約出来るに越したことはないのです。無料ですしポイントも貯まります。ガシガシ使い倒して、シンガポール旅行をより良いものに出来そうな感じでした。他のサービスが台頭しない限りは、これを暫くは使っていこうと思います。