2020年1月12日日曜日

シンガポール航空のプレミアムエコノミークラスに搭乗するので、Book the Cook(ブックザクック)で機内食を事前予約してみた【おススメメニューは?】

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2020年最初の海外旅行はシンガポール。2月にシンガポール航空のプレミアムエコノミークラスに乗るので、Book the Cook(ブックザクック)を使って事前に機内食を事前予約してみました。

Book the Cook(ブックザクック)とは?


「ブック・ザ・クック」とは、シンガポール航空のスイート、ファーストクラス、ビジネスクラスの上級クラスでの旅行時に、通常の機内食メニューとは別に30種類以上のメイン料理から事前予約が出来るサービスです。まさに本格的なダイニング・サービスで世界の味を堪能できる空の上のレストラン。シンガポール航空が結成した著名なシェフの集団「インターナショナル・カリナリー・パネル」の最高のシェフたちが創り出した素晴らしいメニューを含む、さまざまなメインコースを出発の24時間前まで選択が可能です。


世界一のサービスとも名高いシンガポール航空の機内食が事前に選べるなんて、搭乗前からワクワクさせてくれますね。

プレミアムエコノミークラスのお客様は、プレミアムエコノミー ブック・ザ・クックをお楽しみください。 お客様がブック・ザ・クックでご選択されたお食事はメインコースとして機内でご提供いたします。 - シンガポール航空ウェブサイトより

一応、プレミアムエコノミークラスのブックザクックは「プレミアムエコノミー ブック・ザ・クック」と銘打っているように、ビジネスクラス以上のブックザクックとは別扱いのようですね。

とはいえ、航空会社によっては、プレミアムエコノミークラスの機内食はエコノミークラスのそれと全く同じなんてところもありますし、差別化されているだけでもありがたいですよね。

さて、早速予約してみましょう。


予約方法・予約の仕方


まずはシンガポール航空のサイトに行き、予約の管理画面へログインします。

予約の管理画面に遷移。画像下部の「特典を確認して、座席、手荷物、機内食を選択または変更してください」「管理」をクリック。

Meals(機内食)の"選択"をクリック(既にこれはメニュー選択後の画面の為、「変更」となっています)。

Select Meal(機内食の選択)という画面に遷移。タブで管理するようになっており、フライトごとではなく乗客ごとに選択していく流れ。1は私。2は妻です。

前述のように、フライトの24時間前までに完了させましょう。以後の予約は不可能となります。


往路のNRT-SIN SQ637から。東京発は選択肢少なめ?


通常の機内食であるInflight Menu、今回このカテゴリで話題にしているBook the Cook、ローカロリーやベジタリアンミール、宗教食などのSpecial Meals(特別食)の3つからまずは選択。当然ここはブックザクックに進みます。

日本初はASIAN, JAPANESE, WESTERNの3カテゴリからのチョイス。英語での説明になりますが、公式ウェブサイトのブックザクックのページに日本語訳されたメニューがありましたので引用してみました。下記のとおりです。

プレミアムエコノミーブックザクック 東京成田発のメニュー


鶏肉のハーブクラスト焼き
鶏もも肉のハーブクラスト焼きにマスタードソースを添えて、ジャガイモのソテーとともに

焼き鮭のフェットチーネ
バジルクリームを絡めた焼き鮭とサフラン風味のフェットチーネ

和風シーフードドリア
和風シーフードラグーソースをサフランライスにのせて、柚子胡椒クリームソースとパルメザンチーズとともに

ビーフハンバーグとフライドポテト
マッシュルームソースをかけた和風ビーフハンバーグ、季節の野菜とフライドポテトとともに

鶏ご飯
鶏もも肉の照り焼き、山菜ご飯と野菜の煮物

サンバル風味の魚とココナッツライス
サンバル風味の魚、季節のアジアの野菜とココナッツライスとともに


3カテゴリ、6種類からのチョイスとちょっと少なめかも。いわゆる"ビーフorチキン"の二種類から選択より全然マシですが。

日本のケータリング会社に頼んでいるであろうから、日本食も美味しいはず、という単純な理由で和食のTori Gohan(鶏ご飯)を選んでみました。


SQ12 SIN -NRT | ホームのチャンギ空港発便のほうが選択肢は多い


続いて帰路のSQ12便の機内食を選択。当然、というか予想通り、シンガポール航空のベースであるチャンギ国際空港発の便のほうが、選択肢は豊富に用意されています。


日本初はASIAN, JAPANESE, WESTERNの3カテゴリからのチョイスでしたが、チャンギ発は、ASIAN, DELICIOUSLY WHOLESOME, INDIAN, MEATLESS, SINGAPOREAN, WESTERNの6カテゴリーから選べます。これはSATSのケータリング工場があるかないかの差なんでしょうか。やっぱりホームグラウンドは強い。

シンガポール・チャンギ空港発 プレミアムエコノミー ブックザクックのメニュー


ビーフブリスケットのローズマリーソース煮
牛の肩バラ肉のローズマリーソース煮、野菜のソテーとマッシュポテト

ローストチキン ガーリッククリームソース
鶏もも肉のローストのガーリッククリームソースがけ、野菜のバター和え

トマト&バジルのクリームソースのシーフードパスタ 
トマト&バジルのクリームソースのシーフードペンネ

ローストチキンライス
5種類のスパイスで味付けした鶏もも肉のロースト、パンダン風味のライス、中華野菜

ピリ辛チキン・ナシビリヤニ
インドのスパイスで煮込んだ鶏肉、ビリヤニ、野菜のピクルスとともに

ナシレマとフライドチキン(朝食のみ)
マレー風ココナッツライス、フライドチキン、オムレツとフィシュケーキ、薬味(サンバル、イカンビリス、ピーナッツ)とともに

点心の盛り合わせ(朝食のみ) 
豚の蒸し餃子、海老餃子、鶏肉とキノコのちまき、チリソース

皮蛋痩肉粥(豚ひき肉とピータン入り米粥)(朝食のみ)
皮蛋痩肉粥(豚ひき肉、ピーナッツ、ピータンが入った米粥)

メープルシロップ付きパンケーキとスクランブルエッグ(朝食のみ)
メープルシロップ付きのパンケーキ、スクランブルエッグ、薄切りのハムとともに

鶏むね肉のハーブロースト
ベルーガレンズ豆の煮込みとトマトジャム添え。キャニオン・ランチによる一品。

ローストカリフラワーのステーキ
タヒニガーリックソース チェリートマト、松の実、赤米、パルメザンチーズ、パンプキンシードグレモラータを添えて。 キャニオン・ランチによる一品。 チェリートマト、松の実、赤米、パルメザンチーズ、パンプキンシードグレモラータを添えて。 キャニオン・ランチによる一品。

などなど。「朝食のみ」とされたメニューもありますが、目移りしてしまいますね。流石はベースのハブ空港発便といったところでしょう。


予約完了!!


予約の管理画面で最終的に確認してみると、選択した機内食が反映されていました。往路の成田空港はTori Gohan(鶏ご飯)、復路のチャンギ空港発はRosemary Beef Brisket(ビーフブリスケットのローズマリーソース煮)にしました。


写真が掲載されていないのがちょっと難


「メニューに写真が付いている」というのは日本慣れし過ぎているのかもしれませんね。選択ページのメニューに写真が掲載されていないので料理のイメージが出来ず選びにくいですが、Googleで画像検索してみると、過去に乗った人の写真やらが出てくるのでそれらを参考にしましょう。


最後に - 高度30000フィートの空のレストランへ


過去の搭乗経験からすると、シンガポール航空は普通のエコノミ―クラスの機内食も美味しかったからそれでも充分に満足出来そうなのですが、せっかくプレエコに乗るのですからブックザクックを堪能してみましょう。搭乗まで一か月。楽しみ楽しみ。


後日談 - フライトルポ


シンガポール航空 SQ637便 東京成田(NRT) - シンガポール(SIN) A380-800 プレミアムエコノミークラス
シンガポール航空 SQ12便 シンガポール(SIN) - 東京成田(NRT) B777-300ER プレミアムエコノミークラス

往復ともにブックザクックを堪能。特に復路便は当たりのメニューでした。おススメです。