2018年4月29日日曜日

【搭乗記 退役間近のA320で飛ぶ】ANA NH793 A320-211 東京羽田(HND) - 大分(OIT)

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ユナイテッド航空のマイレージプラスでANAの国内線特典を発券して、大分に住む友人に会いに行ってきました。片道5000マイルとか、本当に有難い。変態ルートも組めますが、今回は大人しく直行便。

国内線は、公私ともに、羽田~大阪、福岡、沖縄くらいしか乗る機会が無いので、いつも大型のワイドボディ機ばかり。地方行きのローカル路線だと単通路機に乗れますよね。時間帯としてはソラシドエアの便がちょうどよかったのですが、ANAのA320(neoとかの新世代ではなく旧世代機)が続々と退役しているので良い機会と思い、あえてANAをチョイス。

旅の始まりはいつものように羽田空港から。

ルーティン。展望デッキに立ち寄る。春の日差しが気持ちよい。

今回乗るのは大分行きのNH793便。定刻どおりの出発のようです。

バスゲートがアサインされました。伊丹や福岡便ばっかり乗っていると、セキュリティチェック抜けた直後の一等地ゲートばかりなので、羽田の沖止めとか個人的にはとっても珍しい。周りの便も米子とかなので旅情感とっても漂うゲート周り。

701番ゲートからの出発です。

NH793便 HND-OIT 10:15-11:55

沖止めは、ボーディングがちょっと面倒だけれども、空港バスツアーが出来るから楽しいですよね。今日の機材はA320-200。JA8654は1995年登録で機齢23年の超ベテラン機。初めて乗りますが、今回が最初で最後となるでしょう。プレミアムクラスなんぞ洒落たものは設置されていないモノクラスの機材です。


パーソナルビデオモニタはおろか、共用のスクリーンがキャビンに設置されていない機材なので、まさかのセーフティデモはビデオではなく、CAさん達の手によるもの。うーん、時代を感じる。

シートモケットの材質や柄に時代を感じます。

キャビンアテンダント呼び出しボタンや読書灯ボタンは天井に。オーバーヘッドビンの蓋の形状にも古臭さを感じますが、味があって良い。

ひじ掛けもくたびれた感じ。機内エンターテイメントなんか期待しませんよ。

景色を楽しもうと思っていたのですが、風邪をひいていたので水平飛行に入ったら寝落ち。爆睡。

定刻通りに大分空港へ到着しました。

2018年4月搭乗

【追記】

ANA、A320-200「JA8654」を抹消登録 8月2日付け - FlyTeam

私が登場した4カ月後に退役し、登録を抹消され、アンカレッジ経由でカリフォルニア州サンバーナーディーノに飛んで行ったそうです。おじいちゃんですし、第二の人生はなく、解体でしょうか。お疲れさまでした。