2020年2月22日土曜日

チャンギ国際空港T3でStarHubのTravel 4G Prepaid SIMカードを購入する【値段は?】 | 2020年2月 シンガポール旅行記(2)

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SQ637便でシンガポールへと到着。今回はターミナル3への到着でした。預け入れ荷物をピックアップして税関を抜けたら市内へ…の前に一つしておかなければならないことがあります。現地での通信手段の確保です。


到着ロビーのカウンターでSIMカードを購入・設定する


メリットは圧倒的な価格競争力 - ローミングよりもポケットWi-Fiレンタルよりも安い


電話はかけないまでも、旅先でインスタ映えする写真をInstgramにアップロードしたり、TwitterやFacebookで友達と旅の状況をやりとりしたりと、スマートフォンが活躍する機会は多いでしょう。また、SNSを使わないまでも、スマホでGoogle Mapsを見て現在地と目的地を把握しながら移動したり、と結構便利な物です。旅行中くらい携帯電話を見ない、という過ごし方もありですが、通信手段の確保は多くの旅行者にとって重要課題の一つです。

日本で契約している携帯電話の会社の国際ローミングを使う手もありますが、例えば私が使っているソフトバンクモバイルの海外パケットし放題の場合、一日25MBの使用量を超えると2980円もかかってしまいます。四日も滞在すれば一万円超え。ちょっと馬鹿らしい金額ですね。

一般的な海外用ポケットWi-Fiでも、4日間レンタルの場合6000円くらいにはなりますので、圧倒的に現地でプリペイドSIMカードを買う方が安い、ということになりますね。

 税関を抜けて到着ロビーに出ると、StarHub(スターハブ)のカウンターがあります。StarHubはシンガポールの大手通信会社の一つです。他、SingtelとM1で現地の通信キャリアの三強を成しています。

 4G Prepaid SIM Available Hereと書いてあります。写真を見て気づきましたが、日本語での案内もありますね。因みにカウンターの販売員は日本語は話せません。

 12日間使用できるトラベラー向けSIMカード。4Gの通信速度で100GBのローカルデータが使えて32シンガポールドルはかなりお得です。

因みにこのSIMの契約内容は;

100GB local data
3GB roaming data
90mins IDD 018 calls
5000 local SMS
3000 mins local outgoing calls
Unliited local incoming calls

となっています。三泊四日の短期旅行では持て余しますね。

購入に必要な物


・パスポート
・現金もしくはクレジットカード

パスポートの提示が必要です。Travel SIMカードなので買える権利がある人=旅行者かどうか確認をしているのでしょう。奥さんの分のカードも買ったのですが、私のパスポートの提示だけで済みました。ケースバイケースかもしれませんが。

クレジットカードでの決済も可能ですが、端末が不調だったのか上手く決済が出来ず、今回は現金にて支払いを済ませました。

基本的にはSIMカードを、日本で使っている端末に差し込めばいいだけなので設定は不要です。SIMピンも無料で入っていますので安心。私は何度もiPhoneで使用していますが、歴代の端末で設定が必要だったことはありません。

自動的に通信会社がStarHubに切り替わりました。4Gの電波をしっかり拾っています。

稀に設定が必要な場合があります。妻はアンドロイド端末を使っているのですが、彼女の場合設定の変更とStarHubのアプリのダウンロードが必要でした(いらなかったこともあります)。英語ではありますが、説明書に平易な案内が書いてあるので、英語に不得手な人でも簡単に設定が出来ます。

カウンターのお兄さんやお姉さんが、「こっちで入れ替えましょうか?」と無料で入れ替えから設定までやってくれますので、不安な人は任せてしまいましょう。向こうはプロですから。この際、端末の言語の設定を日本語から英語にするのを忘れずに。

当然、SIMロックがかかっている端末には使えませんので、解除出来る物は解除してしまいましょう。

デメリットは? 


唯一のデメリットは日本で使っている電話番号が使えない事。デュアルSIMの端末であれば、今回紹介したプリペイドSIMと日本で使っているSIMカードを差しておけば両方使えるのですが、一般的な端末の場合はスロットが一つしかないのでそうはいきません。

私はプライベート用の携帯電話はEメールなりLINEなりその他のメッセンジャーサービスでのやりとりがほとんどなので困りませんが、必要な人は渡航中は電話以外の方法でコンタクトを取ってもらうように伝えておくのがよいでしょう。それでも不安な人は、ローミングサービスが良いのかもしれませんね。


シンガポール中心部へ


購入から設定までは20分もあれば終わり。準備完了です。
 
タクシーに乗り込み、シンガポール中心部へと向かいましょう。まずは今回の滞在先のインターコンチネンタル・シンガポールへ。


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