2018年11月16日金曜日

シンガポールのマクドナルドで復活したサムライバーガー(Samurai Burger)を食べる | 2018年10月 シンガポール旅行記(3)

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ホテルへとチェックインを済ませました。時すでに深夜一時を回っているが、空腹がひどかったので食料を確保すべくお散歩へ。

ノースブリッジロードを挟んで、ラッフルズホテルの向かいに24時間営業のマクドナルドがあるのでフェアモントシンガポールに泊まった時に度々利用しております。深夜に飲んだ後とか助かっています。

この私、今回はただ単にシンガポールのマックへ来たわけではありません。

今回の目的はこれ。サムライバーガーです。"The legendary Samurai makes a comeback!(あの伝説の侍が帰ってきた!)"との謳い文句でプロモーションがされていたので気にはなっていたのです。

こちらは2013年の旅行時に手にしたシンガポールの現地紙、ストレーツタイムズの広告。「侍バーガーとは何ぞや?」とこの時から気にはなっていたのです。ついに口にする機会がやってきました。ヒーハー。

マクドナルドシンガポールのページより。何者も侍を止められない。
サムライバーガー、とっても奇天烈な名前ですが、要は日本でいうところの「てりやきマックバーガー」です。てりやきバーガーという物が、照り焼きソースを使用した、日本生まれのハンバーガーということで、外国人が日本を連想し易い「侍」というアイコンを使ったのだと思います。香港あたりだと将軍バーガーという名前で販売されています。こちらも同じ理由ですね。日本発祥、という点が理解されやすいですね。忍者でもいいのかも。芸者でも。

Our celebrated hero is back, with juicy beef or grilled chicken patty slathered in our signature teriyaki sauce.

このサムライバーガー、シンガポールではチキンビーフの二種類が選択出来るようになっています。宗教上の理由により牛肉を口にすることが出来ないヒンドゥー教徒への配慮でしょうか。インド系のシンガポーリアンも多くいますし。鶏肉には(私の知る限り)宗教上の制限はないですからね。国際都市、多民族国家シンガポール故かしら。

ちなみに日本で発売されているてりやきマックバーガーはビーフではなくポークパティが使われているのが特徴です。こちらはイスラム教徒は口に出来ません。ハラムってやつですね。

マクドナルドにおいてチキンはあくまで善後策であり、主役はやっぱりビーフだと思います。というわけで問答無用でSamurai Beef Burgerを選択。

パティもシングルダブルが選べるのでダブルを選択。赤道直下、深夜のデブ活。ダブルだと食べでがありますよね。香ばしいてりやきソースで和えられたジューシーでボリュームのあるパティにクリーミーなマヨネーズがトッピングされ、もう食欲が止まらない。お腹ペコペコだったのでペロリと完食。ご馳走様でした。

ビーフパティを使ったてりやきバーガーは日本のマクドナルドでは口にすることが出来ません。シンガポールへ訪れた際に販売されていたら、ぜひお試しください。

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