2018年11月18日日曜日

【海南チキンライス探訪】天天海南鶏飯@Maxwell Food Centreでチキンライスを | 2018年10月 シンガポール旅行記(6)

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シンガポールのローカルフードの代表格と言えば、海南鶏飯(チキンライス)を挙げる人は多いでしょう。そのチキンライスの代表店の一つとして、ガイドブックやブロガーさん達に頻繁に取り上げられ、世界各地から訪れるトラベラーに愛されるのが、Maxwell Food Centre(マックスウェル・フードセンター)に本店を構える天天海南鶏飯(TIAN TIAN HAINANESE CHICKEN RICE)。

チャイナタウンを訪れる機会がありましたので、4年ぶりに訪れてみました。

超大人気店である当店ですが、ランチタイムを外したこともあり、並ばずに注文が出来ました。ここの店、大人気故に店舗のオペレーションを効率化し、利益を最大限に挙げる為か、ストール2店舗分の面積を占有しています。凄い。向かって右のストールで注文をして、左のストールで受け取る、という仕組みになっています。

吊るされたチキン達。

ストール2店舗分を使って、複数人でオーダーをさばいていくので、待ち時間は殆どない。効率よく鶏肉が切られて、ご飯の上に盛られていきます。これぞ最強のシンガポーリアン・ファストフード。

お腹が空いていたのでラージサイズをオーダー。ジューシーでプリプリな鶏肉にソースがかけられていて本当に美味。チキンを茹でたスープで炊きあげられたご飯のほうがが主役だな、と感じるチキンライスのお店も多いですが、ここは完全に鶏肉がメイン(ご飯も美味しいんですが)。これが5ドル程度で食べられるんだからコスパ最強。あれ、今ブログを書いていて気づいたが、スープが付いてきていないな。廃止されたのか忘れられたのか。




赤道直下の国で、冷房の効いていないホーカーセンターでローカルに混じってアジア飯を貪るのって、シンガポール旅行の醍醐味の一つですよね。

何度も訪れてきたここのホーカーセンターですが、大きな変化を感じたのはこれ。基本的にホーカーズでは「清掃員がいるので、片付けはしなくていい」という方式なので、食後はトレーをテーブルに置いたまま去ってよかったのですが、"Return your tray. Keep the table clean.(トレーを返却して、テーブルを綺麗に保ちましょう)"を標語にしたバナーがここのホーカーセンターそこかしこに吊るされていました。美意識の変化でしょうか。シンガポール政府の方針でしょうか。清掃員の負担軽減でしょうか。変わりゆくシンガポールのホーカーズの風景。

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