2019年10月18日金曜日

本島の離れ小島・奥武島ドライブ - 大城てんぷら店でてんぷらランチ | 2019年10月 沖縄(本島・島尻)旅行記 (4)

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明けて沖縄旅行二日目。

やんばるは2月の結婚式の時に訪れたので、今回はのんびり島尻をドライブしてみようかと思います。

レンタカー屋に向かう途中、道路の向こうからけたたましくサイレンが聴こえてきたので、沖縄県警のパトカーか何かと思ったら、オリーブドラブの自衛隊車両。第15旅団の第101不発弾処理隊の出動風景。本州にも不発弾処理隊は複数存在しますが、やはり出動回数が多いのは沖縄の部隊なのでしょう。

今回は南部をドライブ。レンタカーでひたすら331号線を南下します。那覇、豊見城、糸満市内はまだまだ幹線道路といった雰囲気で、片側二車線。

暫くすると331号線は片側一車線に。一気にローカル感が増してきます。道行く車も少なく、いたとしても皆さん制限速度域でのんびり走っているので、のんびりと景色を楽しみながらドライブが楽しめます。


本島の離れ小島 奥武島で天ぷらを


奥武島とは?


沖縄県南城市玉城(旧玉城村)に属する島で、面積は僅か0.23km2、人口は約1,000人。沖縄本島とは橋で結ばれています。漁業が盛んなので、それを活かした天ぷらが島の名物。今回はそれを楽しもうというわけです。

本島から橋を渡り、島に入って最初の交差点を右折。島の入り口にある中本鮮魚天ぷら店はかなり混んでいたので、もう一軒を目指して反時計回りに海岸沿いを走ります。

磯場が広がります。

本島とは僅か100m離れているだけで、橋でつながっている南城市の一部なのですが、離島の雰囲気たっぷり。時間の流れものんびり。


大城てんぷら店


中本鮮魚てんぷら店と並ぶ奥武島の天ぷらの名店が、こちらの「大城てんぷら店」。中本さんも混んでいましたが、こちらも負けず劣らず。日本人だけではなく、中国からの観光客も多数おりました。

島の入り口から向かうとお店の手前に駐車場がありますので、そちらを使いましょう。生活道路などに路駐すると、島民の皆様の迷惑になりますので。

平日のお昼時を過ぎたにも関わらず、注文に並ぶお客さんが多数。

この注文書に欲しい天ぷらの数を書き込み、レジに持って行って支払いを済ませます。番号札を渡されますので、番号を呼ばれたら受け取りに。聞き逃しちゃうんじゃないかと不安になりますが、スピーカーを使って番号を読むので、店の周りにいればまず大丈夫。

しかし、「さかな」とは何なのだろう。白身の魚であることは食べてみて分かりましたが、この大雑把な感じが素敵です。

一つ60円程なので、沢山食べてもお財布にも優しい。


この店に飼われているのか、この地域で飼われているのか、猫さんが何匹もおりました。耳を見るとしっかり去勢もされているし、毛並みも良いし、野良猫とは違う様子。人懐っこくてかわいいですね。混み合っているとオーダーから受け渡しまで30分なんてことも。天ぷらを待っている間に可愛がってもらいましょう。手洗い場もあるので、勿論触ったら食べる前にお手々を洗いましょう。

天ぷらを待っている間も、のんびりしたローカルな南の島の時間を楽しみましょう。あくせくしても仕方がありません。

 やなせたかし先生…。

ここにも猫さん。気まぐれですが、撫でさせてくれたり。これだけ観光客が来ると人慣れもするでしょう。

 観光客が多いからでしょう。お店の脇には飲み物の自販機も複数設置されているので、喉が渇いても困りません。

アーサの天ぷら。程よい塩加減がたまらん。

テーブル席が満席だったので、木陰のベンチでさんぴん茶と天ぷらでピクニック気分。

10月上旬の沖縄はまだまだ海に入れるほど暖かいですが、木陰でそよ風を浴びながらのランチは心地よかったです。

ソーセージともずくのてんぷら。沖縄の天ぷらは衣がしっかり厚くふわふわしているので食べ応えがあります。

天ぷらだけでお腹を満たすのは流石に辛いので、お店のレジで売られていたポーたまおにぎりもむしゃむしゃ。何だろう?青物野菜も入っていてシャキシャキ美味しかった。


奥武島をドライブ


周囲1.7kmの小さな島。観音堂やグラスボートなど見どころは天ぷら以外にもあるのですが、時間が無かったのでぷらっとドライブをして終了です。今度はもっと時間のある時に、時計を気にせず散歩をしに来たいものです。






小さな島なので一周するのに5分程度の印象。

"おうばし"を渡って本島へと戻ります。あっという間の離島(厳密には違うんだけれど)の旅でした。本島の一部ですが、離島気分の味わえる奥武島、おススメです。



次は、南部屈指の美しさを誇る新原ビーチへと向かいます。


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