NH741便で那覇空港に到着し、ゆいレールへ乗車。数駅のモノレールでの空中散歩を終えて、旭橋で下車。この旭橋の再開発区、カフーナ旭橋に位置するリーガロイヤルグラン沖縄が、今回滞在するお宿。
ホテルへのアクセス・アプローチ
駅至近ということで、ゆいレールでアクセスする人が多いのではないでしょうか。モノレールで向かう場合、同線は短くとってもわかりやすいです。
こちらはカフーナ旭橋のA街区。沖縄県立中央図書館などが入居しています。これを左手に見てデッキを進みます。
こんな感じで連絡橋を進みます。右手には久茂地川が流れています。
振り返ってゆいレールの旭橋駅。
連絡橋が終わるとそのままカフーナ旭橋の2Fデッキに出ます。
ホテルが入居するオフィスビルの入り口。
そのまま直進するとエントランス。
エレベーターホールがあるので、ここからホテルロビーのある最上階まで一気に上がります。
エレベーターの中より。
チェックイン
ここのホテルが不思議なのは、その構造。ロビーフロアが最上階に位置しており、その下に客室階がぶら下がる形。一番上に行って、下がる。
ロビー階のエレベーターホール。これで外と行き来します。客室階とのエレベーターはまた奥にあります。
エレベーターを降りて右手に進むとレセプション。クラブフロアのラウンジでもないのに、全宿泊客が着席してのチェックイン。これはプレミアム感があって良い。というか楽。
ウェルカムドリンクのアイスシークワーサーティーとおしぼりがサーブされます。これまたまだまだ暑い10月の沖縄では有難いですね。ロビーで待つ妻や両親も同じくこれらが供されていました。
ロビーのウェイティングエリア。ラグジュアリーながら落ち着いた雰囲気の中、広々とした空間にふかふかのソファが置かれています。
ロビーフロアの大きな窓からは、ベイサイドビューが愉しめます。こちらは那覇空港方面。
那覇市内街並みと、その向こうには東シナ海。
同じくロビーのウェイティングエリア。
ラウンジを横目に客室階用のエレベーターへと向かいます。
こちらの奥は、朝食会場にもなるDining & Bar "Dining 19"。
その手前で右に曲がると客室専用エレベーター。
ロビーが最上階で、客室階が階下の13階から6階まで位置する不思議な造りの為、ロビーから下ります。ここでルームキーをかざさないと客室階へは行けないようになっているので、セキュリティ面でもとりあえずは安心。
前述したように、最上階にロビーフロアがあって、客室はそれにぶら下がる形の配置。外から帰って来る時も、外へ出る時も「上がって、下がる」のアクションをしなければなりません。客室フロアから出る時に、無意識に"↓"のボタンを押しちゃうんですよね。"↑"を押さなければいけないのに。また、計2回エレベーター移動がある、というのも億劫かも。セキュリティ面ではこの上ない配置なんですけれどね。レセプションカウンターの前を必ず通過する必要がありますし。
11Fへと到着。
プレミアベイサイドコーナーツイン 客室
今回滞在するのは、11~13Fの高層階に位置するプレミアフロア。眺望もさることながら、特典も多くて選ぶ価値はアリ。とはいえ、スタンダードフロアも含め全室35㎡と広々とした客室が売りなので、人によってはスタンダードフロアでも充分かもしれません。
プレミアフロアの7つの特別サービス
・アーリーチェックイン - 14:00(通常15:00)・レイトチェックアウト - 12:00(通常11:00)
・14Fのラウンジにてコーヒー・紅茶のフリーサービス
・14F Barにてウェルカムドリンクを一杯ご用意
・沖縄銘菓ちんすこうとお茶のサービス
・沖縄県産の三種のバスソルトとLA MERの基礎化粧品キットのプレゼント
・14Fレストランにてディナータイム窓側席を優先予約
・高層階だけの贅沢な眺望
上記のようなプレミアフロア限定サービスが付きます。魅力的だな、と感じたのはアーリーチェックインとレイトチェックアウトでしょうか。
さて、お部屋に入ってきましょう。今回滞在したのは1104号室。ベイサイドコーナーツインはその名のとおり角部屋なので一フロアに二部屋しか存在せず。両親にも同じ部屋をあてがったので、部屋は同フロアの端と端。ちょっと離れてしまいました。
客室に入るとこんな感じ。ベイビューは西側を向いているので、午後3時くらいになると西日が結構眩しい。
客室入ってすぐ右側にクローゼット。
ふかふかとしたツインベッド。
極上の眠りを追及して作られたマットレスは、世界を代表するシモンズ社とシーリー社との共同開発。コットン100%のリネンと共に質の良い眠りを提供します、とのこと。 - ホテル公式ウェブサイトより。
ベッドの向かい側にはソファーも。
テレビとデスク周り。
リングディスプレイ?ジュエリーケース?これが客室にあるホテルって珍しいですよね。結婚するまで指輪をしなかったので目もくれてこなかった客室設備ではありますが、これはたぶん珍しい。女性、カップルには有難いサービスですね。
コンプの水は2本。二日目には補充されなかったので、チェックイン日にのみ貰えるみたい。
プレミアフロアの特典の一つ。厳選された材料と伝統的な手法によって作られた「くがにちんすこう」と、さんぴん茶を「やちむん食器」と共に。
天井から床までの大きな開放感溢れる大きな窓と東シナ海の眺望がセールスポイントのこのお部屋。窓が大きなだけに、日が差してきたり昼間になってきたりすると、室温が簡単に数℃上がるので、気付かないうちに汗をかき始めていたり。マメにエアコンの温度調整をする必要があります。尤も、しっかりエアコン効かせれば何ら問題は無いのですが。
眺め
どうせならシティビューよりベイサイドビューでしょう、ということでベイサイドビューを選択。ポイントは"ベイビュー"ではなく、"ベイサイドビュー"ということ。海側ではありますが、目の前がすぐ南シナ海というわけではありません。あしからず。
ゆいレールの旭橋駅と、ダブルツリーバイヒルトン那覇。
那覇空港方面。
米軍の那覇港湾施設。通称那覇軍港。沖縄は海兵隊と空軍のイメージが強いですが、この施設は陸軍が使用しています。
眼下にはゆいレールと国道58号線。
那覇空港方面を望む。離発着する航空機が、小さいながらも見えます。
那覇軍港に海上保安庁の巡視艇が停泊していました。
いつも思うが、このバスルームがベッドルームから見える構造は誰得なんだ?
コーナールームの特典。ベッドに寝転んでも景色がこんな感じで愉しめます。
枕元のライト類のスイッチやらプラグやら。Bluetooth接続のスピーカーも置かれていました。
バスルーム
続いてはバスルームを。
客室に入ってすぐ左手がバスルーム。これがまた結構広いんだ。こちらはシンクと、その左に一段低くパウダースペース。
アメニティ類は豊富。コンパクトにトレイにまとめられています。
シャンプーやボディーソープはLA MERのTHALGO JAPON。
洗い場も設けられていて、日本的なバスルームになっています。家族、カップルなど複数人で入るのにも充分な広さ。子連れでもワイワイ入れそう。
木目調の壁が包んでくれるような優しさを演出。のんびりとしたバスタイムが楽しめそう。今風のホテルの雰囲気。
沖縄本島、久米島、石垣島と三種類のバスソルトが用意されています。これはプレミアフロアの特別サービス。余ったら自分へのお土産にも出来ますね。
二人で入っても余裕のある容積のあるバスタブ 。バスピローもあるので、のんびり入浴が楽しめました。
バスルーム内のこちらの扉を開けると…
とっても広々したトイレ。すんごい広い。便座に腰掛けると扉には手が届きません。
etc.
冷蔵庫の中身は空。何か欲しければ、1Fにコンビニエンスストア(ローソン)が入居しているのでそちらに行けば良いでしょう。
枕元のテーブルの一番下のドロアーにはセーフティーボックス。
カードキー。
先述のさんぴん茶とちんすこうでのんびりと午後のティータイム。
Dining 19で朝食ビュッフェを
ロビーフロア、つまりは最上階のDining 19で朝食ビュッフェを。多彩且つオーソドキシカルなホテルビュッフェのメニューだけでなく、島豆腐やチャンプルーなど、沖縄らしい食材が並ぶのも魅力です。
二日目
ホテルウェブサイトでも盛んにアピールされていた自慢の唐揚げ。
スクランブルエッグ、唐揚げ、アメリカ人が喜びそうなカリカリベーコン、ソーセージなど、カロリー重視の成人男子プレート。
この日はちょうど時間帯的に混み合っていたのか、ラウンジエリアへと通されました。
さり気なく沖縄っぽい一品がこちら。紅芋のワッフル。フワフワで美味しかった。ホイップクリームとメープルシロップを添えて。
野菜も摂取せねば、ということでサラダを。海藻とベビーコーンが嬉しい。
三日目
個人的にはまった島豚のソーセージグリル。ボリュームたっぷりでパリッとジューシー。これまたシェフ自慢のこだわりソーセージとしてウェブサイトでアピールされています。
プライベート感溢れるソファーに案内されました。周りの目が気にならないので、のんびり夫婦で朝ご飯を楽しむことが出来ました。
ここは夜はバーになるわけで、二人でいちゃいちゃ夜を過ごす席なのでしょう。
前日食べて気に入ったワッフルは無し。連泊客も飽きないよう、ところどころメニューを変えてくれています。代わりにフレンチトーストがありました。これまた美味しい。
ここのスクランブルエッグが文句なしに美味しくて、連日頂いちゃいました。
那覇の街並みを眺めながらの朝食。第9航空団のF-15戦闘機も運が良ければ拝めます。戦闘機を見ながら朝食ビュッフェなんて、ミリオタ夫婦には涙が出る。
妻の頼んだエッグベネディクト。
これまたさり気なく沖縄っぽい一品。紅芋のポテトサラダ。
気になった点・マイナスポイント
ここ、防音性は高いホテルで、外の音はまず気になりません…が、メイン通りに位置している故か、夜になると沖縄の暴走族がやや煩い。耳栓すれば完全にシャットアウト出来るれ別の騒音ですが、神経質な人は気になるでしょう。リゾート感はややぶち壊しになりますが、ある意味で沖縄感もあっていいかも?(失礼!!)
最後に・まとめ
リゾートというよりは南国にあるシティホテルといった感じですね。前述の気になった点以外はハード・ソフト面ともに大満足。ANAクラウンプラザ沖縄が無くなり、那覇市内の定宿候補を探す旅でもあったのですが、たぶん次からはここかな、と。
次回は、初日の夜、我那覇豚肉店でのあぐー豚のしゃぶしゃぶディナーレポートです。
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