沖縄旅行三日目。最終日です。
ゆいレール延伸区間乗車記・現地視察レポ
2019年10/1にゆいレールの首里~てだこ浦西間が開業しました。今回はその区間の現地レポートをお送りします。首里駅ではなく、石嶺駅からのスタートとなったのは、同駅周辺でアポがあったから。その用事も済ませ、いよいよ延伸区間の乗り鉄旅が始まります。
ちょうど首里駅と石嶺駅の間くらいかな。奥に見えるのは新区間最初の駅の石嶺駅。
那覇市消防局 中央消防署首里出張所。
屋根の上にこっそりシーサー君が鎮座。沖縄って建物とか庭とか、意外なところにシーサーが居て見つけるのが楽しい。ディズニーシー・ランドで隠れミッキーマウスを探すのと同じように。
「世界遺産群特別警防隊」。これは震えるくらいカッコいい名前。
まもなく延伸区間最初の駅、石嶺駅に到着です。
駅は運用開始すれども、駅前のロータリーなどはまだまだ整備途中。
石嶺駅の自由通路とロータリーの完成予想図。
整備の進むロータリーの様子。
石嶺駅の駅舎。
歩道脇にはエレベーター。これで改札階と行き来できます。ホームはさらにもう一回上。
駅入り口。コンコースに上がる階段とエスカレーター。
道路を挟んで反対側の入り口。
駐輪場。
長いエスカレーターで改札階へと向かいます。
改札階から南方、つまり首里方面を望む。
レールフェチ、継ぎ目フェチの私にはたまらない光景。
運賃表。
駅番号16の石嶺から19のてだこ浦西駅までが今回の延伸区間。
券売機は二台設置されています。
「令和元年十月一日 祝 石嶺駅 開業」のバナー。
行先案内板。勿論向かうは終点の
てだこ浦西。
ホーム突端より、てだこ浦西方面を望む。
てだこ浦西方面の発車標。
平日の昼間とあってか、乗客は数える程度。
駅名標。
てだこ浦西行の電車が入線してきました。
前面展望席でかぶりつきといきたいところでしたが、先約の乗客がいらっしゃったので後面展望席へ。
アップダウンがある上に右へ左へとカーブするモノレール。しかも進行方向と反対に座っているから、ジェットコースター気分。
曲線を抜けると、駅番号17の
経塚駅に到着。カーブの曲線がえぐいので、側面の車窓から駅が見えます。この駅から浦添市。那覇市外の初めての区間。
経塚駅を発車。
沖縄らしい亀甲墓がずらり。
カーブを抜けた先には、終点一つ手前の
浦添前田駅（駅番号18）。
てだこ浦西駅の直前になると、ゆいレール唯一の地下トンネル区間へ突入します。高度をぐんぐんと下げ、遥か高くを走る高架区間から地下区間へ。
高架を走るモノレールの地下区間というのは不思議なものです。
トンネルを抜けると、終点てだこ浦西駅へ到着です。
ポイントフェチの私ですが、モノレールのこのうねうね動くポイントも好き。
1面2線の島式ホーム。
乗ってきた電車は、折り返し那覇空港行きに。
沖縄県中南部の新たな交通のハブを目指してか。主にパークアンドライド向けの立体駐車場(1000台分)が。駅周辺には商業施設やホテルなども建設予定と聞くし、ここの駐車場がフル稼働する日も近いか。
てだこ浦西駅ホーム突端より。現在はこの駅が終点なのでここで途切れている。
現在は「お知らせ」 となっている電光掲示板（写真左）ですが、この駅以遠に伸びた場合は発車標として機能するのでしょうね。
駅周辺でまだ色々建設途中だからなのか、新しい駅だからなのか有機溶剤の匂いがキツイ。駅員さん、一日こんなところで仕事していたら退勤時にはおかしな気分になってしまわないのかな？
てだこ浦西駅を過ぎても伸びるレール。「近いうち」とはいかないだろうが、宜野湾市や沖縄市など中南部へとこの線路が伸びる日も来るのだろう。
駅前のロータリーの様子。
駅周辺の様子。ロータリーでは土木作業員の方々がお仕事をされていました。
噂通り何も無い。パークアンドライド用の立体駐車場くらい。何も無いというのは商業施設とかそういった意味合いで、住宅とかはしっかり存在しているので、開発されていないエリアという意味ではないです。これから人の流れが変わって、色々と整備されていくのではないでしょうか。
てだこ浦西駅の駅舎。
改札内。これはお祝いのお花かしら？
エメラルドブルーのシーサー君。
駅の改札階で天井を見上げるとこんなアートが。「てだこのまち - 太陽・空・海 ~てぃーだ 未来線 地球号 ~」というらしい。
駅名の「てだこ」は沖縄の方言で「太陽の子」という意味で、現在の浦添で生まれたとされる琉球王国の英祖王の神号「英祖日子（えそのてだこ）」にも関連する言葉とのこと -
Response ゆいレール延伸区間、駅名決まる…終点は「太陽の子」
現地視察終了。これにて全ての予定完遂。空港へと向かいます。
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