2020年12月22日火曜日

元箱根・芦ノ湖畔のお蕎麦屋さん「深生蕎麦」で新そばランチを頂く | 2020年11月 箱根旅行記(1)

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昨年秋の結婚一周年は沖縄へと行ってきましたが、二周年の今秋はこの新型コロナ禍もあり、あまり遠くへと足を運ぶ気になかなかなれません。県外への移動が憚られていた7月に気分転換にとドライブへ出かけた箱根を妻が存外に気に入ったので、久々に箱根でステイしてみようかと。Go Toトラベルも駆使して近場でちょっぴり贅沢な小旅行を楽しんできました。


芦ノ湖畔のお蕎麦屋さん「深生蕎麦」で新そばを

今回は愛車にて箱根入り。小田急線沿線に住んではおりますが、現地での機動力は車が圧倒的に有利。また、密を避けられるメリットも大きく、今回は小田急には申し訳ないですが自家用車にて。

現地にはお昼時に到着。ランチは箱根湯本の「はつ花」にでも行こうと思っていたのですが、本店は休業。営業中の新館は、長蛇の列で時間がどれだけかかるか分からないのと密を避けられそうにないので芦ノ湖畔へ上がってきました。平時ならまだしも、このコロナ禍において人混みに紛れるような無茶はしません。

こちらの深生(しんしょう)そばさんでランチです。紅葉狩りのシーズンで元々混み合う時期の箱根ではありますが、Go Toトラベル効果も相まって、午後2時を回ってもまだ並ぶくらいに混雑。


箱根神社の第一鳥居はすぐ目の前。遊覧船の元箱根港も目の前。


駐車場は旧東海道をちょこっと上がったところにあります。


お店の前からは湖面に浮かぶような「平和の鳥居」がシンボリックな箱根神社が見えます。


多少先客が並んではいましたが、回転が速いのかそれほど待たずに入店。


ここのお店は十勝鹿追の蕎麦と契約しているみたい。北海道十勝地方の北西部に位置する鹿追町は水はけが良く昼夜の寒暖の差が大きいため、そばの生育に好条件とのこと(参考ウェブサイト)。時期的には新そばなのでしょう。


芦ノ湖名産のわかさぎフライも人気メニュー。皇室へも献上される程の名物だそうで。地の物も食べてみたかったが今回は頼まず。


天せいろを注文。奥さんは鴨せいろを。

お子ちゃまの私は海老天にだけ期待をしていたのですが、どの天ぷらも主役を張れる美味しさ。ナスやカボチャなどポピュラーな具材は勿論、エリンギ、ベビーコーンなどちょっと風変わりな物も、どれも美味しい。衣はサクサクで固め。中は瑞々しく素材の味・食感がしっかりと生きている。特にミョウガの天ぷらが絶品でした。そして主役の海老天がかなり大きくて食べ応え抜群。衣でごまかしているのではなく本当に極太でプリプリ。


天ぷらのインパクトが強く危うく脇役になりかけましたが、勿論お蕎麦も一級品。細めでのどごししっかりの麺も絶品でした。サクサクの天ぷらと交互に口に入れるとコントラストがより強調されて止まらない。あっという間に平らげてしまいました。この満足感が1850円で得られるのだからお得です。


何だかんだで午後の三時近く。お腹も膨れたところで、今宵の宿泊先である箱根仙石原プリンスホテルへと向かいます。