2019年10月21日月曜日

南部の絶景ポイント - ニライ橋・カナイ橋(ニライカナイ橋)を眺め・ドライブする | 2019年10月 沖縄(本島・島尻)旅行記 (6)

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新原ビーチを後にして、島尻ドライブは続きます。次なる目的地は南部の絶景スポット、ニライカナイ橋

近くには斎場御嶽など世界遺産もありますが、今回はパス。昨年訪れておりますし…。

また、「カフェくるくま」も南部ドライブでは欠かせない絶景ポイントですが、これもまた昨年訪れているのでパス。ニライカナイ橋のすぐ近くですので、両方絡めてのドライブをお勧めします。


ニライ橋・カナイ橋へ


ニライ橋とカナイ橋が合わさって、通称ニライカナイ橋と呼ばれます。

ニライカナイとは、沖縄や鹿児島の一部に伝わる異界の概念で、遥か遠い遠い東の海の彼方、または海の底、地の底にあるとされます。豊穣や生命の源であり、神界でもあります。年初にはニライカナイから神がやってきて豊穣をもたらし、年末にまた帰るとされます。また、生者の魂もニライカナイより来て、死者の魂はニライカナイに去ると考えられています。 - 参考文献 Wikipedia

こんな名前が付けられるなんて、さぞ神々しいというか、畏敬の念を抱かざるを得ないというか…。訪れてみると分かりますが、周辺の景色と合わせまして、その名に違わぬ美しさを誇っています。


展望台への行き方・アクセス・駐車場


ニライカナイ橋は県道86号南風原知念線から国道331号線に至るまでの660m程の道路。ニライカナイ橋を登り切ったあたりにトンネルがありまして、その上に展望台があります。沖縄刑務所方面からアクセスし、この展望台にまず立ち寄り、そこから331号線を目指してトンネルを潜るとニライカナイ橋に突入し下り坂の道になります。橋の上から絶景を楽しみながらドライブ出来るので、このルートをおススメします。ヒルクライムよりダウンヒルです。

駐車場はないので、航空自衛隊の知念分屯基地の運用地区のゲート脇の道路に路上駐車させてもらうほかありません。人気のスポットだけに、複数台停まっていて停められない場合もありますので、その時は素直に諦めましょう。

 展望台へは有刺鉄線の貼られた空自の分屯基地の脇の道路を歩いてアクセスします。

展望台へアクセスする歩道。右に写るガードレールの下の道(86号線)を進むとニライカナイ橋へと出ます。

 分屯地の前の境界石の刻印は防衛省ではなく、防衛庁。改組されたからといってわざわざ打ち換える必要もないのでしょう。

知念分屯基地の格納庫。

 空自の第5高射群のペトリオットミサイルが見えるかな、と思ったが、見えない。綺麗な景色に気を取られがちですが、きな臭い南西諸島の海と空。ここは国防の最前線。知念分屯基地は空自の対空ミサイルが配備されている、沖縄防空の要の一つ。

 展望台へと出ました。このU字型の橋が、ニライ橋とカナイ橋です。奥に見える南部の海と合わさってまさに絶景ですよね。

青い海が美しい…。

遠くには島も見えます。


 展望台から振り返ると分屯基地。この展望台の真下を基地の前から86号線が繋がって通っており、ニライカナイ橋へとアクセス出来ます。


ニライ橋・カナイ橋をドライブ



いよいよニライカナイ橋をドライブ。下り坂に加えてカーブの連続。運転が楽しいですが、調子こいて飛ばしていると、ニライカナイ、つまりはあの世へ行ってしまうので要注意。

まずは下りながら右カーブが続きます。



続いてヘアピンの左カーブ。ここで方角転換します。

写真撮影は全て助手席の妻がしております。運転手の皆様は、運転に気を付けつつ、景色を楽しみましょう。くれぐれも運転しながら撮影はしないように。

ここは、飛ばさずにのんびり景色を楽しむのが良いです。

今まで下ってきた部分と、その先には先ほどまでいた展望台が見えます。こう見ると結構な高低差ですし、凄いうねり方をしているのが見て取れます。

国道331号線とのT字路で終了。言い方を変えれば、ニライカナイ橋と展望台へは、国道331号線から登っていくことが出来ます。

これにて島尻ドライブは終了です。詰め込めばもっと色々周れますが、のんびりするのが目的なので、この辺でお開きに。

途中A&Wのルートビアで喉を潤したら、ホテルへと戻って夕食までのんびり過ごします。

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